「ま、それはあくまでも、今………なんやけどな」
「京…極………」
「…後はお前次第や。楽しみにしてんでぇ」
「………」
「クックックッ…」
アイツのムカつく笑い声が徐々に遠くなってゆく。
しかし今はそんな事はどうでも良い。
今はただ…、
ドンッ---
壁に寄りかかり両手で顔を覆う。
そして京極の言葉を反復した。
”『元気にしてるで』”
無事…、
なんだな---
今はそれだけでいい。
その言葉だけで安心した。
熱い想いが胸の中で渦巻く。
京極…、
早く俺に命令を下せ。
ギリリ…と唇を噛み、クシャッと前髪を掴んだ。
【慎SIDE END】



