紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~



「ルキアさんと瀬谷君………って、もしかして…」


「………あぁ、そうだ。俺達と同じ。瀬谷も研究所で見かけた事がある」



俺達と同じ…、


それはつまり---




動物の遺伝子投与をされている………と、言う事。




やっぱりそうなんだ…。




「二人ってもしかして、第二段階まで…」


「中等部の時のルキアは俺達と同じ第一段階まで。…しかし今のルキアについては知らない」


「そう…」



どこか突き放すような声の蓮に、胸がズキッと痛む。



恢に会いに行った私を、やっぱり許せない?




………会いに、


行かなければ良かった。


そう頭の中では思うのだけれど、でもやっぱり恢と会って良かったと思う自分が確かにいて矛盾する。




はぁー…


ひっそりとため息をついた。