「年齢を聞かなかった私も私だけど………、学校は行かなくてもいいの?」 「辞めた」 「………そう」 ジッと恢を見ていてた相沢さんはそれ以上何も話さない恢に諦めたのか、持っていた買い物袋の中身を冷蔵庫へと入れ始めた。 年齢の事…、もう聞かなくていいのかな? まぁ、ここはカフェだから高校生以上なら誰でも働けはするんだろう… それより… 相沢さんの名前は、月夜--- お店の名前である『月輝』と似ている。 もしかすると自分の名前を捩ってそうつけたのかもしれないな… カチャッ---