そして、次の日、私は学校に勇気をふりしぼって…辛いけど頑張って行った。昨日、メールで【明日、視聴覚室で待ってる】そうメールがきていた。私はアヤトの言うとおり、朝、視聴覚室に行ってみた。すると、中にはアヤトが待ってくれていた。
 私はアヤトの顔を見たとたん涙が溢れてきてその場に倒れこんでしまった。
「りこ…りこを苦しめるつもりはなかった…」
「違うよ…アヤトは何一つ悪くない」
「でも…」
「アヤトは…アヤトは…悪く…ないんだよ?全部…りこがやってしまった事だから。全部、りこがアヤトを傷つけてしまった事だから…だから…あやまらないで…」

 こんな時でもアヤトは私を優しく包んでくれた。

「俺はりこが大好きだ…だからもう自分だけを責めるのはやめてくれ…」
「本当に…ごめん…」

 そして、アヤトは私に深い長いキスをしてくれた。そして、服をゆっくりゆっくり脱がされた。そして、スカートの中に手が入る。ゆっくり優しく…。
「優しくしてあげるから」
 そして、私たちは一つになった。ただただ涙が溢れるばかりだった。

今日は学校に行って良かったなって思えた。アヤトと一つになれた事、それだけで十分だった。