ポストから新聞がはみ出ている。


雨でも降ったのか、若干湿っている。


「うわっ!」


新聞を引っこ抜いた瞬間、
茶色っぽい小さなカエルが新聞とともに飛び出てきた。



心臓がはねる。
誰かのいたずらなのだうか?


カエルには、なれているけど・・・・これは驚く。



「び、びっくりした。何のいたずらだよ、まったく・・・」





道路に向かってぴょんぴょこはねていくカエルを見送りながら、そうため息と共に吐きだした。






あぁ、なんかついてない日かも。


他の郵便物はないかな。