「え??」
今好きっていった??え??
「本当に??」
「うん。本当」
「皐月顔見せてよ……。」
「やだ。絶対顔赤いもん。」
「見せてよ……。」
「……。」
「……真っ赤っかだね……。フフッ」
「だから、いやだっていったんじゃん/////」
皐月の顔は見るからに赤に染まってる。
ほんとにこれほどに染まるのかっ!てほどに。
「それより。蓮南ちゃん返事は??僕のことどう思ってるの??」
「っ……。その。えーっと。」
チラッと皐月を見たらじっとこっちを見てたから、思わずそらしてしまった。
「好き……。」
声ちっちゃくなっちゃった……。ど、どうしよう。
「え。今なんて」
「だっ!だから……。好きなの!!」
「本当??」
コクコク。
「やばっ、うれしい。」
ぎゅーっ。
「皐月……苦しい。」
「ごめんごめん。」
「ゴホッゴホッ」
やばい。ずっと起きてたからクラクラしてきた……。
「あっ、ごめん!寒いよね??
ほら、暖かくしてねてて。」
「うん。ありかどう。」
「どういたしまして。」
私はそのまま眠りについた。

