ピッピッピッピッ……







ん……ここどこだろう……??




「いっ……」




起き上がろうとすると痛みが足に走った。




包帯で巻かれてる。








回りを見渡すと白い部屋だった。





「ここ……病……院??」

「あっ……先生っ。皐月くんが起きました……。」

「本当か!?」






そう言い男の人が入ってきた。





「あ~。起きたのかぁ……。よかったぁ~
あ、そうだ。俺は石井 鋼晴【Ishi kosuke】。よろ「あのっ!!」

「な、なんだ??」

「ふ、風雪は……??」

「あぁ、そのこは……」

「兄ちゃ……。」






声のした方を見ると






「風雪……!!」







よかった。無事だ。






「風雪くんは、皐月。お前が守ってくれたお陰で無傷なんだから。ニコッ」

「そうなんだ。よかった……。
パパと……ママは……??」








……。






そう聞くと石井先生の表情が暗くなった。