「んじゃぁね、蓮南と樹、あと遥。
お前ら倉庫乗り込め。
んで、俺と夏目は弟救出だ。」
「おい、雷河。」
「なんだ樹。」
「お前ら2人で救出に行けよ。」
「まじか。めんどくせ。」
「雷河。文句いうなよ。俺もそっちに賛成。」
「コクコク」
「下の奴等は俺らと倉庫で。」
「決まりね。」
「あぁ。」
……はぁ。早く皐月を助けたい。
「トントン」
「へっ??」
「大丈夫。絶対助かるよ。総長は。
弱くないもん、強いもん。だから。ね??ニコッ」
「遥……。ありがとう……。ニコッ」
「はるの言うとおりだよ。
そんなに落ち込んでたら、
助かるもんも助からないよ。」
「そうだね……。」
頑張らなきゃ。大丈夫。
できる……。
「じゃ、決行日は明日。
この族全員で総長助け出すぞ。」
「わかってるよ。」
「この作戦を下の奴等に伝えてくる。」
「……俺も……。」
「蓮南ちゃん。今日は寝な。
徹夜で調べてたんだから明日に備えなきゃ。」
「わかった。」
確かに徹夜明けで眠たかったし
なにも食べてないからお腹も空いた。
お風呂はいってご飯くって寝よ。