「どうしたの??蓮南ちゃん。」

「なんかあったのかぁ??」

「どったのぉ~??」

「??」







「ん??さっちゃんは??」







どうしよ。どうしよ、どうしよどうしよ。






ポンポン






「……落ち着いて……??」











遥が、声をかけてくれて落ち着いた。









「さ、皐月が……皐月が……
いなく……なっ、ちゃった。」

「大丈夫だから。俺が探しだすから。」

「た、樹。私も……探す。
パソコン貸して……。」









私もハッキングが得意だから。









「俺らも族の全員で探さす。
おい、遥。夏目。
全員に声かけながら皐月を探せ!!」


「コクコク」

「わかった。」








みんなが一斉に動き出した。