こんなことしかできない。
「ごめんね、蓮南ちゃん。ありがとう。
もう大丈夫だよ。そろそろ冷えてきたからね。
部屋に戻ろっか。ニコッ」
そのあと、私たちは倉庫に戻った。
みんなは、もう帰ったみたいだった。
「あれ。みんな帰ったんだね。」
「そうみたいだね。」
私と皐月は一緒に2階に上がった。
「じゃね、おやすみ。」
「ねぇ、皐月??また、言える時になったら
言ってね??」
「うん、ありがとう!!!!!!ニコッ」
「おやすみ。」
バタン
「ふぅ……蓮南ちゃんには
なんでもお見通しなのかな……フッ」
次の日、
皐月は倉庫から姿を消した。