「なぁーに酒飲ましてんだ???夏兄。」


「だ、だって、
面白くなりそうだったから!!!!!!」


「ば、バカ!!!!!!」


「……。」






夏騎さんが大声で叫ぶから、
皐月が振り返った。





「さ、皐月????ど、どうしちゃったのかなぁ」

「……。」








皐月は、みんなを見回して








ある一点で目が止まった。







「へ????なに皐月。」





そう、私だ。






「……。」







皐月は無口のまま歩み寄ってくる。