「この家…えっ、この家⁉」 おもわず大声で叫んでしまった。 だって、月5000円程度で借りれそうな家ではなかったからだ。 誰がどうみても、 ごうてい。 おそるおそる、中に入っていった。 「確か、101号室だったよね」 そして、ドアの前に立ち、ドアノブを開けようとしたそのときだった。