「あっ、今、思い出したんじゃけど、 優香に合った家を、探したぞ。」 「えっ!本当⁉もしかして、それってどこ?」 「えっと…、忘れてしもた。すまんのう」 ガクリ…。 それは、予想を裏切る答えだった。 もう、早く自分の家に住みたーい! って言っても、… どこがいいのか全く分からない。 「明日、美紀に聞こっと!」 そう、諦めて、私は深い眠りについた。