11月。




 暑かった夏も終わりを迎え、そろそろ冬になるから、北風が吹いているこの季節。



「架樹ー、帰るか」


「あ、うん!」



 あたしは急いで帰る用意を済まして、連也くんの後を追いかけた。



 あたしと連也くんはずっとラブラブ。


 今も手を繋いで帰ってる。



 今日は久しぶりの連也くん家!



 連也くん家に向かう途中、連也くんとあたしは仲良く話していた。



「今日は部活ないし、ラッキーだな」


「うん、本当に久々の……だね」




 あの合宿の後、あたしと連也くんはバスケ部に入りました!


 あたしはマネージャーだから、連也くんを間近で見られてる……♪

 けれど、連也くんはバスケ部に入ったことで更にモテるようになってしまった。



 でも!

 それでもあたしのことだけを想ってくれてるからいいや!



 そうこうしてる内に、あっという間に連也くん家に到着。