レモンな初恋







「え?……あぁ、連也っていいます」


「え……」





 この人は……





 連也くんのお母さんだ。




 だから、見たことある顔なんだ。


 写真で見た、きれいな人にそっくりだったことを思い出した。





「……あのっ」


「はい?」




 言う?



 言ったところでどうにもならない。



 ……本当に?


 連也くんはきっと、今でもお母さんに会いたいはず。

 お母さんだって、きっと会いたいと思う。


 それなら、二人に会ってもらうのがいいんじゃないのかな?



「あの……もし、もしも会えたらど、どうしますか……?」


「……会えたら……謝ります。だって、大事な息子を傷つけたから」