レモンな初恋





「あ、そうだ。ここじゃうるさいから、落ち着けるところに行こっか」



 突然、連也くんは笑って言った。



「あ、うん。いこっ」


 連也くんにあたしはついて行った。






 そして、着いたのは……



「裏庭?」


「そう、落ち着かない?」



 連也くんは笑った後、地べたに座った。

 あたしも連也くんの隣に座った。



 あーあ……


「……はちまき、交換したかったな」



 ぼそっと呟いた。



 ジンクス、したかったなって。

 ちょっと残念だったから。



「あー……」



 あたしのほぼ独り言に相打ちを打った連也くんは。




「……そんなしょぼけんなって。今したらいいじゃん?」


 と言って頭を撫でた。