レモンな初恋





「え、だから嫌ですってば」


「あ、来なかったら……」


 帰ろうとする森居先輩に連也くんが言うと、森居先輩は意味深に微笑んだ。



「「来なかったら……?」」


 二人して聞くと、森居先輩は笑った。



「来なかったら、3年でいじめてやる」


 なんて、怖いことをさらっと言った。



 二人して固まっていると、いつの間にか森居先輩はいなくなっていた。





「……どうするの?」


「合宿だけは行かないとな」



 でも、連也くんがちょっと心配……



「あ、あたしも行くっ!」



 気づけばそう言っていた。


「はあ?危ないから……」


「絶対行く!」



 連也くんの言葉を遮って言った。



「……はぁ、先輩がOKだったらな」



 仕方なく、連也くんはOKした。