レモンな初恋





「……は?」



 連也くんは驚いて固まった。


 もしかしてこれって……



「いやー、試合見てビビッときたんだ。俺、3年でバスケ部部長の森居来斗(もりいらいと)。よろしく!」




 やっぱり、お誘いだ!



「連也くん!いいじゃん、入ったら?」


「……それじゃあ、架樹と帰れなくなるし。お断りします」


「「……は?」」


 あたしと森居先輩は同時に声を出した。



「な、なんで!?」


 いいチャンスじゃん!


「だって、架樹と帰りたいし」



 連也くんはとんでもないことを言い出した。



「……ははっ」



 あたしと話す連也くんを見て、森居先輩は笑い出した。



「え、どうしたんですか?」


「……いや、彼女思いだなぁーと。ま、合宿だけは来てよ。」



 一しきり笑った後、森居先輩は連也くんに言った。