「ピンポーン」
どうやら、湊が来たようだ。
「はーい」
なんか緊張してきた……!
玄関を開けると、やっぱり湊が立っていた。
「……入っていいか?」
「あ、うん。どうぞ」
今気づいたんだけど、あたし、エプロン姿じゃん!
リビングに入って行く湊を追いながら、エプロンを脱いだ。
リビングのソファに座る湊に話しかける。
「何か飲む?」
「あー、じゃあミルクティーで」
相変わらずだなと思ったけど、たった数日で人は変わらないもんねと納得する。
ミルクティーを二つ作ると、クッキーと一緒に湊ところへ持っていく。
「どうぞ」
「ありがと。ってか、またクッキー」
「……嫌だった?」
「全然。頂きます」
湊とは普通に話してるみたいだけど、二人の間には気まずい雰囲気が流れてる。


