慌てて連也くんを止めた。
「……当たり前。ってか、ケンカとかしないからな?」
連也くんはあたしの考えを知っていたようで、笑いながら言った。
「それならいいんだけど……」
湊と話すのか……
緊張?気まずい?
あたしは、朝から憂鬱な気分でいっぱいだった。
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ただいまの時刻、6時58分。
あたし、宮下架樹。
緊張でいっぱいで……はなく、クッキーを焼いております。
最初は確かに緊張してたけど、落ち着こうとしたら、何故かクッキーを焼いていた。
まあ、湊も好きだしいいか。
「よし、出来た」
盛り付けも完璧に終えた。
……そこに。


