一瞬にして、みんなの目がテンになる。
だって、そこにはまさかのイケメンがいるから。
「キ…………」
女子が一人言う。
連也くんはあたしの腕を掴んでこう言う。
「これで、満足でしょ?……もう、架樹を傷つけんな」
「「「キャーーーーーー!!!」」」
走り出す連也くんに引っ張られて走り出すあたし。
その背中には、女子たちの叫び声が聞こえた。
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「ハァ……ハァ」
大分走ったせいか、あたしは息が切れていた。
来たのは、恒例の裏庭。
やっぱり連也くんも疲れていたようで、肩を上下に振っていた。
「ね、ねぇ……よ、良かったの?」


