「……え?」 今度は上から聞こえた声。 振り向くと、そこには…… 「れ、連也くん?」 まさかの、連也くんがいた。 しかも…… 「……架樹、こいつ誰?」 湊は不思議そうに言う。 そりゃそうだ。 だって、メガネもカツラも外れている。 イケメンの連也くんが、そこにいたから。 「お、おい。架樹」 あたしは驚いて湊の言葉を無視した。 「な、んで…………」 なんで、そんな格好なの? 「こんなイケメン、学校にいたか……?」 湊も驚いている。