次の日


「ねぇ、小野寺おばさんが殺されたの聞いた?」

朝会うなり、沙織が青ざめた顔でそんな事を聞いてきた。

「聞いたよ。これってもしかし
て…。」

私が答える前に、あかねが震えながら答えた。

「ただの偶然だよ!デスマンションなんて、あるわけない!」

「そうだよ!」

私がそう言うと、みっちゃんも私に続いた。

「そう…だよね!」

と、あかねと沙織はひきつった笑顔を作った。