「なんで…。あんなにひとりにしちゃダメってみんなで言ってたのに、ひとりにしちゃったの!?ひとりにならなければ、沙織は殺されなかったかもしれないのに!」 私は泣き叫んだ。 いつもは仲が良いみっちゃんもあかねも、今は顔も見たくない。声も聞きたくない。 「実は…。」 みっちゃんが口を開いた。