私は夕飯を食べ終わったら、すぐに自分の部屋に戻り、急いでケータイからみっちゃんに電話をかけた。


プルルルル…


「もしもし?さゆり?」

1コールで、みっちゃんは電話に出てくれた。

「ねぇ、やっぱり、うちのマンションはデスマンションなんだよ!」

と、私はみっちゃんに言った。

「実は私もそう思ったの。さっき、
ニュースで102号室の人が殺され
たってやってたし。」

と、みっちゃんは信じられないと言うような声で言った。