『じゃあ頑張れよ、新生徒会長っ』


「はい。失礼します」


ガラガラとドアを閉める。

私は手に持っていた生徒会長のみつけることができるバッチを見つめ、大きなため息をついた。



「(別になりたくてなったワケじゃないし・・・)」


そう心でつぶやき、鞄を持って生徒会室を後にした。