〜拓也sid〜 まさか、真奈ちゃんとの会話を沙奈が聞くとは思わなかった。 好き…… そう伝えると決めた。 伝えないで後悔するのは嫌だ。 もう、逃げない。 だから、裏庭に来いと沙奈に言った。 裏庭で待ってる俺は、まんまり緊張しなかった。 自分でも、不思議なくらいに。