好き…。 拓也が私のことを好き、なの…? そんな事を思っているうちに私は拓也のところに行っていた。 「拓也…」 と、呼ぶと拓也はびっくりして言った。 「さ、沙奈⁉︎」 沙奈って久々に呼ばれた気がした。 「今の話聞いてた?」 と、聞いた拓也の顔は真っ赤だった。 「うん…」 と私は答えると、拓也はますます赤くして、 「裏庭に来い。」 と行って先に拓也はいってしまった。