マネージャー、という立場。


女なら1回は憧れるよね、


実際、体を動かすことも好きだし
マネージャーをやろうと思ったこともある。


だけど、今のあたしには無理だ。


「今野球部マネージャーいなくてさ!」


だからお願いっなんて必死にいう森本。


「無理~」


ここは断るしかない。


「頼むよー!」


「無理~」


「お願いっっ」


「…そんなの好きな子に頼めば?」


あー、言ってしまった。
だからあたし可愛くないんだよね。


ホントはこんなこと思ってない、


っていうか好きな子なんて居て欲しくない。


のに…


「…わかったよー、だ」


案の定、森本は拗ねてどっか行っちゃったし。


「はぁ~…」


あたしが一人暮らしじゃなかったら
マネージャー、できるんだけどなあ…