「せっかく挨拶してやったのに~」


「声の大きさを考えてよ!」


「はいはーい」


こいつ、森本悠貴はあたしの好きな人。


実を言うと中学校入学当時から。


まぁ…単純計算をしても今年で4年目


いい加減諦めなきゃいけないのは分かってる。



…けどさ~


そう簡単には諦められない。


だって簡単に諦められる恋なんて
本物じゃない気がする、し



「森本は野球頑張ってるね~」



森本は野球が大好きで、その上うまい。


本当に野球をしている姿はかっこいい。


「そういう愛美は帰宅部だよねー、」


ヘラリと笑っていう森本。


「あー…うん。」


「なんで部活入らないの?」


なんでって言われてもな~…


「え、別になんとなくだよ」


「じゃあ野球部のマネージャーやってよ!」