ビクッ!
空「え…?」
女「!チッ!誰よ!」
その音に僕は驚き、女の人はイライラしていた。
?「………うるさい、盛るなら他所でやってくれ。」
女「!はぁ?!」
後ろを向いていた僕は茂みから出てきた人の顔を見れなかったけど、目の前の女の人は顔が見えた様で目を見開いていた。
?「…てか、あんたその子のストーカー…?」
女「はぁ?言いがかりはやめてくれるぅ?ストーカーなわけないじゃん(嘲笑)ねぇ?空くん?私達同意の元よねぇ?」
空「!っちがっ!」
その人の声は中性的で性別はわからなかったが、すごく怠そうに話すなっていう第一印象だった。
そんなことを考えてると、その人は一気に今の状況の核心をついてくる。
でも、女の方はしらを切るつもりなのか嘘を口にし、あろう事か僕に同意まで求めてきたのだった。
それに対して僕はどもりながらも必死に否定の言葉を出した。
?「…その子は違うってよ?」
女「…ちょっとぉ!空くん?恥ずかしがらないでぇ?嘘はだめよ?」
それでも女の人は嘘を重ねた。
?「……ふーん、その子嘘ついてるんだ?」
女「そ、そうよ!」
空「!え、嘘なんかついてない…!」
その言葉に気のない返事をしたその人は女の人の言葉を繰り返した。
そして、僕を疑うような言葉を発した。
でも、僕はそれを否定する。このままだとその人に見捨てられるのではないかとおもったからだ。
?「……でもさ、さっきいいのが録れたんだ。」
女「…?」
空「え…?」
でも、そんな僕に返ってきた言葉は意外なもので僕は愚か女の人も疑問の表情を浮かべていた。
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