月夜の黒猫




―空side―



月詠から了承を得た僕は早速話しを切り出した―…






















































空「…実は、この前…月詠が言ってた僕のトラウマについて、聞いてほしいなと…思って…。」


『……(コクン)』





僕が切り出すと月詠は無言で頷き次ぎを促した。



その反応に僕は勇気をだして話しはじめた―…



























































空「まず、僕が人見知りなのは知ってるよね…?これは幼い頃からなんだ…、幼稚園はおろか、小学も中学もまともに友達もできずにほとんど一人で過ごしていた…。まぁ、これは今から話すトラウマにも関係してくるんだけど、、」















































僕はごく普通の一般家庭に産まれた。

家族は父親と母親と僕の3人家族で僕は一人っ子だった。


今となってはよくわからないけど、僕が物心ついた時には家族3人仲良く生活していたと思う…。あんまり覚えてないんだけど、、









































でも、そんな生活が急に一変する出来事が起きたんだ…、


その時僕は5歳だった――…