「朔と付き合うことが出来て嬉しいよ」





甘いオオカミ少年は、あたしに甘い嘘を言う。





だけど、それは好きでいてくれる証拠だから。





あたしも、これから朔が好きってことたくさん伝えるからね。






このホワイトデーも、朔との大事な思い出。





眠った朔に軽くキスをして、あたしは眠りについた。







……幸せに包まれながら。








…次の日…




「心愛、昨日は楽しかった?」




「うん!良い日になったよ」




「あら……朔くん?」




「バカっ、心愛!違うっつの!」





こんなやり取りがされているのです。






END