「とりあえず、どっか休むとこ行くぞ」 手を引かれ、フラフラしながらも着いて行く。 乗っても、迷惑かけるなんて……。 「ご、ごめんなさい……」 「いいからいいから。ほら、行くよ」 近くに日陰のベンチがあった。 楪がベンチに座る。 「ハイ、心愛ここに寝て」 はーい……って、え? 楪は膝をポンポンと叩いた。 楪の膝の上に寝る? 「もっ、申し訳ない!」 「は?早くしてよ」 だ、だって、あたし頭重いよ? 重いかどうかなんて知らないけど。 そんな、厄介になるわけには……。