教室につくなり、私はドンッとランドセルを机に置き、ため息をついた。



「ちょっとゆめ〜?どーしたのよ。朝っぱらからため息ついて!」


後ろから声がした。


ちょっと高い声…。



梨花だ。



「あ、梨花?実は昨日、頑張って書いてる小説の続きが浮かばなくてさぁ〜。
ちょっと徹夜しちゃった!」



私は小説を書いている。
主に、こわ〜いオカルト系。


ちょっと前まではサクサク進んでたんだけど、最近はちょっと詰まってるんだぁ