「は、はい!」 私はそう言うと、透視をするために窓の方に意識を集中させた。 透視して見えたのは… 服装は黒い服に黒いメガネ、散乱銃と思われる銃を持った男。 恐らく…テロリストと思われる人物が窓の外にいた。 「黒い服に黒いメガネ、散乱銃を持った男…恐らく、テロリストだと思われますが…」 私は、やや冷静にユナさんにそう伝えた。