「まあ…危険なのは確かね。下手すると暴走して、自分の身を滅ぼす事にもなりかねないもの…」 「そうなんですか…」 私はこの時、初めて自分の力の危険さを知った…ルイカさんが言っていたように、私はこの力の事をもっと知る必要があるのかもしれない… 「それともう一つ。暴走率っていうのがあるの。今、計算しているんだけど…」