「もういいわ…あなたの力はだいたいわかったから。」 「そうですか…」 私はそう言うと力を緩めた。 「…あなたの念力のクラスは………Sクラスです…」 「えっと…もしかして一番凄いクラスですか?」 「そう。Sクラスが最高のクラスよ…あなたの場合、たいして力を出していなくても、Sクラス程の威力はあるわ。だから、逆に危険な事が多いのよ…」 「そうなんですか…」