この力があるかぎり




「ええ。いいですよ。じゃあ…向こうで書いてきますね。」


お母さんはそう言って指でさっきいた居間の方を指した。


そういえば階段ばたでずっと話してたんだ…


「はい。お願いします。」


ユナさんがこう言うと、お母さんは居間の方に向かっていった。


2、3分後…


サインを書くだけだったみたいで、お母さんはすぐに帰ってきた。


…本当にお母さんは契約書に目を通してサインしたか不安になってきた。


まあ、契約書にもなんか説明が書かれてて[これらに同意する]ぐらいしか書いてなかったみたいだけど…


「はい。確かに預かりました。今日から美紀さん…いや美紀は最重要特別捜査本部所属となります。」