この力があるかぎり




「違うのお母さん…私は…!」


そういいかけた時、ふいに私の頭の中で声が聞こえた。


『美紀さん。あとは私達に任せて。』


そう頭の中で二人の声が聞こえたかと思うと二人が姿を表した。


「ルイカさん…ユナさん…」


二人はテレポートでここにきたようだ。それにしても…どうして…?


「ごめんなさいね。他人の家族の問題に横入りするのは気が引けるけど、もう時間切れなの。あとは私達が説明するわ。」


ユナさんが少し申し訳なさそうに言った。そっか…気づかないうちにもう10分がたっていたのか…


「はい…お願いします…」


私はユナさん達にそう答えると、扉を開けて居間を出た。