そんな夏樹ちゃんを見てると


自然と笑みがこぼれた。


「あっ居た!愛斗!」


颯太が俺のカバンを持って玄関まで来た。


「あっ、わりいな。」


「別にいいけど、こんなとこで何してんの。


ここ1年生の下駄箱じゃん。」