「…で、キスしたくなったからした。」

俺は朝の出来事を話した。

ずーっとニヤけてるこいつは時々、

キャッ!とか言って顔を隠したりしながら話を聞いていた。

「お前、すっげえなー…

愛のことは、どうすんだ?」

「ちゃんと、けりつけるから安心しろ。」

「これ以上、夏樹ちゃんのこと傷つけんなよ。」

「…ったりめぇだろ!

夏樹は一生俺が大事にする。」