「その紙何すかー?」
「あ、これはね理科のテストの採点をしたやつよ。理科の先生から返すようにって頼まれたの」
えっ!テスト返ってくるの!!?
けど、普通は教科の先生がテストを返すんじゃ…
「なんで、理科の先生が返さねーの?」
お!良いことを!!
「理科の先生はー…理科の準備室を片付けようと頑張ったところ、ぎっくり腰になり今日は休みだそうです」
マジか!!
「まぁ、取りあえずテスト返しますよー!出席番号順に呼びますから、来てくださいね」
「相田~、相澤~……、赤嶺~」
来たっ!
テストの点数は…?
よかった…100点だ…
「美咲~!あんた何点?ってうわっ!!100点かよっ!」
「『うわっ!』て…。優は何点だったの?」
「あ、あたし?」
「うん!」
「あ、あたしはそこそこかなぁー…!」
「優…見せなさい!!」
「あっ、ちょっと!!」
「85点じゃん!優頑張ったじゃない!」
「…ありがとー!」
「大ちゃんは何点~?……え?」
…いやいや、見間違えかも!
もう1回……え…?やっぱりそうだよね?
「0…点?」
「あぁ。あの日眠くて名前書き忘れた」
いやいや、あくびしながら言うことじゃないよね!?
ヤバくない…?
確か30点以下の人は再テストだっけ?
頑張れ…大ちゃん…!



