幼なじみの大ちゃんにlove




「今日の放課後、班長副班長は会議があるから会議室に行けよー!じゃあ、今日のホームルーム終わり!」



会議かぁー…面倒くさいなぁ~



「美咲、面倒くさいけど頑張ってね~!(笑)」



「うん、頑張るー…」


そう言えば1時間目は数学か…


教科書…教科書…あれ?ない…!?


いや、今日持ってきたはず…


「美咲どうしたのー?」


「数学の教科がないの…しかもノートもワークもない…」


「マジで!?美咲忘れ物するなんて珍しいね…?」


「いや、朝のときは机にあったの!けど…なくなってる…」


「マジで!!?教科書は歩かないし、となると…誰かが隠したしかないな。けど、誰が…!」



本当…誰が私の教科書隠したんだろう…


恨みを買うようなことはしてないしなぁー…


「み、美咲ちゃん…!」


「あ、早奈英ちゃん!おはよー♪」


「おはよう…。あのね…、美咲ちゃんの数学の教科書が…」



早奈英ちゃんがそう言って見せてきたのは…


ビショビショの数学の教科書だった…



「さっきゴミを捨てようと思ってゴミ箱のとこに行ったらこれが…あって…」


「…一体誰が可愛い美咲にこんなことを…許さん!!!」


「いやいや、優私よりキレすぎだって…(笑)」


「だってさ!これ流石に酷すぎだよ!!絶対犯人見つけてボコボコに…!!」



「優~…怖い顔になってるよー…」


けど、確かにこれは酷い…


数学どうしよう…


あっ、そうだ!