そんな正反対の2人がコートへやってくると、もう部員全員が来ていた。 「あっ!陽唯先輩もアヤ先輩も遅いで すっ!みんな、けっこう前から待ってたんですけど、もう、ユナ部長が諦めて、部活始めようとしてましたよ。 」 私達と仲のいい後輩のミナミがちょっぴり怒ったように言う。 「ごめん。ごめん。急いで準備するから!」 私は、アヤと一緒に手早く準備を済ませた。 けど、まずは部長に遅刻した事を謝らなければ部活は始まらない。 私達は、謝りに行こうと部長の元へ行った。 そしたら……………、