「あのね!美桜!!田崎くんっていったら隣の中学でちょーー人気あった王子様だよおぉーー!」



茉莉ちゃんいつになく興奮してます。笑



「え!?そんな人気の人なの?しかも王子様って‥‥‥‥‥」



「告白して振られた女は数知れず。
しかも学校1の美少女が告ってもだめだったらしいよ?もしかしてコッチなのかしら??」



茉莉ちゃんは手を口の横にあてておかまポーズしながら得意げに話をしている。



「おかまってことー!!?それはないでしょー。でもそんなにすごい人だったんだぁ。あ、あとさ、南くんって人は?茉莉ちゃんしってる?」



「は!?あんた南くんも知らないの!!?それはおわってるわ‥‥。」