「やっぱり外で食べると気持ちいいね」
「はい」
心持ちベリルの声も弾んでいるように思える。
昆虫学者の部屋に行けば沢山いるというのに、芝生の上で飛び跳ねるバッタを初めて見るようにじっと目で追っていた。
「本当にいるのですね」
「え? ははは、当たりま──」
そこでマークはハッとする。
考えてみればベリル自身、造られた生命体じゃないか。
人間で成功しているんだから、バッタだって造られていると思っていても不思議じゃない。
「どうしました」
「あ、ううん。なんでもないよ」
表情を曇らせたマークに小首をかしげたベリルに笑顔で応え手にあるサンドウィッチを頬ばった。
「はい」
心持ちベリルの声も弾んでいるように思える。
昆虫学者の部屋に行けば沢山いるというのに、芝生の上で飛び跳ねるバッタを初めて見るようにじっと目で追っていた。
「本当にいるのですね」
「え? ははは、当たりま──」
そこでマークはハッとする。
考えてみればベリル自身、造られた生命体じゃないか。
人間で成功しているんだから、バッタだって造られていると思っていても不思議じゃない。
「どうしました」
「あ、ううん。なんでもないよ」
表情を曇らせたマークに小首をかしげたベリルに笑顔で応え手にあるサンドウィッチを頬ばった。



