箱庭の螺旋-はこにわのらせん-

「あなたの写真はありますか」

「僕のアルバム? そんなものでいいのかい?」

「お願いします」

 マークはそれに親指を立てウインクをしてみせた。

「OK! 今度持ってくるよ」

 アルバム?

 何故なんだろうと不思議に思いながらもヘリに乗り込み、施設をあとにした。

 マークは家に戻ると、さっそくアルバムを探し始める。

 会うのは一年後だというのに、すぐにでも見せたい気分だ。