箱庭の螺旋-はこにわのらせん-

 彼らが私をどのように見ていたのかは解らない。

 それが、ブルーと同じものならばいいと思った。

 さすがの私も、多くを叶える事は出来んよ。

 冗談交じりに思って口の端を吊り上げた。

 考えろ、考え続けろ。

 決して立ち止まるな──お前に目指すものがあるならば、立ち止まっている暇はない。

 そう、自分に言い聞かせていた頃もあった。

「目指すものにたどり着く事は、出来ないだろうね」

 ブルーの名を見つめ、空を仰いだその瞳は強い光を宿していた。






 END



※作中に登場する一部の団体名や社名、武器関係などは創作に基づく物で実際のものとは関係ありません。