「ブルー……」
ベリルは全身から力が抜けていくのを感じて、胸の苦しさに戸惑う。
ただの実験成果だと思っていた己に、そんな意志が向けられていたとは露ほども考えていなかったベリルにとって、初めての衝撃だった。
「出来れば最後まで守ってやりたかったがな」
ベリルは、血に塗れた左足を見やる。
そして、バリケード内に積み上げられているやや色味のある白い粘土状の物体に目を眇めた。
そこからつながっているのは起爆装置だろう。
これはC-4(シーフォー)と呼ばれるプラスチック爆薬の一種だ。
取り扱いが容易で信頼性が高い。
施設にあるのはせいぜい、百キログラムほどだが、ブルーはそれをかき集めてきたのか。
ベリルは全身から力が抜けていくのを感じて、胸の苦しさに戸惑う。
ただの実験成果だと思っていた己に、そんな意志が向けられていたとは露ほども考えていなかったベリルにとって、初めての衝撃だった。
「出来れば最後まで守ってやりたかったがな」
ベリルは、血に塗れた左足を見やる。
そして、バリケード内に積み上げられているやや色味のある白い粘土状の物体に目を眇めた。
そこからつながっているのは起爆装置だろう。
これはC-4(シーフォー)と呼ばれるプラスチック爆薬の一種だ。
取り扱いが容易で信頼性が高い。
施設にあるのはせいぜい、百キログラムほどだが、ブルーはそれをかき集めてきたのか。



